藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

誰に対して話してますか。


これまでは自分より若い世代に向かって話をするのが当然、と思っていたが、それはそれ。
むしろ自分の目上の世代に影響を与えるかどうか、ということの方が重要かもしれない、というように思い始める。


何しろ人生経験、という絶対値を持っている。
ことに安直なノウハウの話ではなく、思想的、哲学的な領域において「目上」を振り向かせるのは尋常ではない。


さらにできれば人生の大先輩である「親世代」をターゲットにして、ぜひ議論を戦わせることを試みたい。何よりの心のトレーニングになるはずである。


そして挑戦相手の先輩世代に対して「うんうん、まだ若いからね」というような擁護的なようのある関係でなく、いわゆるガチで議論を戦わせたい。


親世代が、それだけの蓄積があるくせに、図らずも本気で食ってかかってくるような、そんな応酬を目標にしたいと思う。
そして本気の意見の交換をお願いしようではないか。