藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

ふと、を仲間に

【ふ-と】
[副]
1 はっきりした理由や意識もないままに事が起こるさま。思いがけず。不意に。ふっと。「―立ち止まる」「夜中に―目がさめた」
不図、とも書く。(以下略)

来春入社する若い人に「人生はタイミングが大事。自分を変えるチャンスをつかもう。」とお話していて、ふと「自分はどうなのよ」と改めて思いなおす。
つくづくアウトプットは大事なものである。

それはさておき、ここ数日仕事が押したりしてついに時間がなくなり、夜の飲酒を止めてる事態に。
風邪などの体調不良を別にすれば、自主的に飲酒しない日は多分この十数年で初めてのことになる。
飲まない人にはアホにしか見えないと思うが、「だらだら飲酒」というのは薬物ほどではないにせよ、なかなかの強敵である。
自分でもアルコールに依存しているのか、それとも単なる悪習慣なのかよく分からないところがあったが、禁煙よろしく"ふと止めてみる"というのは、意外な「生活のコツ」であると思う。

衝動買い、というのがあるがそれと似たりであまり深く考えずに「すぐ行動してみる」というのは特に年を取ってからは必殺技になり得る、とひそかな発見をした。

以下報告メモ。
飲酒しないと、まず夜の時間が長い。
ので遊びにせよ勉強にせよ「今日は何をするか」を考えるようになる。追われて一日が終わってゆくのとは正反対である。

それはともかく、就寝時の「寝入りばな」の記憶が正気なのでリアルに感じられる。(飲まない人には何を言っているか分からないですね。すみません。)
眠りに入る瞬間に「ああ、これから眠るんだ」ということが自分で分かって新鮮。

寝ざめも段違いに楽。
数時間の睡眠でも、体の気持ち悪さをあまり感じない。
自分の一日を理想通りの配分で過ごしていくのは、まだまだ大変なことなのであった。