藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

前払いの良さに気づく年頃。

学生時代には信販会社のローンで服を買い、楽器を買い、車を買っていた。
毎月かなりの返済があって何とも気が重かった。
そうして借金に慣れてきて感覚が鈍磨する。
住宅ローンなんて、当たり前だと思われているだろう。

一方。
年を取ってきて、いろんな「後々のしがらみ」が億劫になってきた。
借金とかローンとか。
負債とか。

約束事とか。
お願い事とか。
そして自分がこれから他人にかける負担とか。

どんどんそういうものを無くしたい。
自分が健康を害し、人手を頼むようにならないように、健康には気をつける。
逝く時はすっぱりと、と思う。

人間関係でも。
友人や異性や家族とも。
関係は「前払い」でいたいものだ。
後払いでは心が残る。
特に年長者は、前払いで綺麗に生きたいものです。