藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

改めて生産性(5)

*[ウェブ進化論]いよいよ創造の世界へ。

自分の仕事を改めて整理し「棚卸し」してみると、現在のテクノロジーで代替できないことなどほとんどないことに気づいた。(汗)

強いていうなら「新しい事業アイデア」とか「異業種との関わり方」とかいう、およそ"ルーティーン"にはない突然変異的な部分かもしれないが、それとて「ある日天からの啓示があったのだ」というような神がかったものではなく、ある意味「想定の範囲の中でのミクスチュア」だから、自動化しようと思えば「意識して外部との接点情報を増やす」ということを織り込んでおけば「意識的なイノベーション」にもなるだろうと思う。

 

また「人間を締め出して、関与をゼロにすること」が目的ではないので、今のホワイトカラーの仕事が「8割がた」も自動化されたら、今は忙しくしている自分たちも「あれ、大したことはしてなかったなぁ」と驚くのに違いない。

今はそこへ至るまでの「過渡期のとば口」だと思うので、「自動化の大波が来ること」にまず心算りが必要だ。

 

そして考えるべきはその後のこと。

人の仕事、というか「今の自分の仕事のほとんどが自動化された世界」で果たして自分は何ができるのか。

それこそが最高のスキルアップの好機到来に違いない。

(そこでいくら考えても新しいことが発想できなかったとしたら、そこでジ・エンドということだろう)

 

イノベーションとか創造とか言っているのは、実は「ほんの一かけらの新しいアイデア」と「これまでのやり方」をミックスしていたくらいのものではないだろうか。

(つづく)