藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

シニアの作り方(3)

*[ウェブ進化論]本当の省力化へ。

もうここ9000年ほど前から自分たち人間は農耕を軸にして生きてきているという。

それまでは「狩猟・採集」というのが生きるための手段だったというから実に不安定だったのだろう。

それが定住して安定的に食料を作るようになって「定住革命」というのが出現したという。

(人類はずーっと"ナントカ革命"を繰り返しているらしい。これからもあるのでしょうね)

それはともかく。

 

「定住して何かを生産する」という延長線上に今の自分たちもいる。

かなりサプライチェーンは細かくなって、「ホワイトカラーの自分は果たして何を生産しているのか」ということが分からなくなったりするけれど、ともかく自分たちは定住して何かの役割をして生きている。

 

それから産業革命も何度も起きて、今のデジタル社会に続いている。

そしてついに「定住して仕事をする」という頸木からも逃れつつあるようだ。

まだまだ「人手」でこなしている農業や製造業やいろいろな仕事が、いよいよ本格的にコンピュータに置き換わり始めている。

 

自分は今営業の現場に出ているけれど、まさに感じるのは"クソ仕事"。

自分が送信したり返信したりしている内容など、AIを使うまでもなくテンプレートで間に合うものばかりだ、ということを改めて感じている。

 

自分の仕事を確保する、という観点をやめていよいよ「人類の手間仕事からの解放」が始まろうとしているのに違いない。