藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

加点の国へ(1)

*[ウェブ進化論]反対の世界に。

「昭和・平成と令和」の価値観を比べる話はたくさんあるけれど、その中でも特徴的なこと。

よく大企業や高級官僚の世界は、"基本的に減点主義"だから「忍法・保身の術」を使う巧者が出世する、と言われていた。

確かに大組織では、理由もなく"他人の足をひっぱる"とか"ともかく新しい案には反対する"という人がとても多いのだ。(これにはとても驚いた)

それは「今が安定している」ということから余計なことはご免こうむる、という実に安定志向で平和な発想のせいでもあったと思う。

 

そして何よりそれが許されたのは「成長が前提だった」時代だからだった。

それが今は「停滞とか衰退が当たり前」の世の中になっている。

周囲の環境が全く変わってしまうのなら、あらゆる条件はこれまで通りではなくなる。

 

国全体が成長軌道に乗っているのだから、そこから逸脱するマイナス要因は「減点として排除される」というこれまでの基本ルールが逆転するのだ。

つまり「全体が停滞・衰退の波」に入っているのだから「現状から抜け出し、はみ出すやつ」こそが必要になる時代である。

 

ルールは180°変わってきている。

日本人の誇っていた同調圧力は過去のものとなり、「反発・はみ出しの力」こそが注目される時代になっている。

(つづく)