*[ウェブ進化論]反対の世界に。
「昭和・平成と令和」の価値観を比べる話はたくさんあるけれど、その中でも特徴的なこと。
よく大企業や高級官僚の世界は、"基本的に減点主義"だから「忍法・保身の術」を使う巧者が出世する、と言われていた。
確かに大組織では、理由もなく"他人の足をひっぱる"とか"ともかく新しい案には反対する"という人がとても多いのだ。(これにはとても驚いた)
それは「今が安定している」ということから余計なことはご免こうむる、という実に安定志向で平和な発想のせいでもあったと思う。
そして何よりそれが許されたのは「成長が前提だった」時代だからだった。
それが今は「停滞とか衰退が当たり前」の世の中になっている。
周囲の環境が全く変わってしまうのなら、あらゆる条件はこれまで通りではなくなる。
国全体が成長軌道に乗っているのだから、そこから逸脱するマイナス要因は「減点として排除される」というこれまでの基本ルールが逆転するのだ。
つまり「全体が停滞・衰退の波」に入っているのだから「現状から抜け出し、はみ出すやつ」こそが必要になる時代である。
ルールは180°変わってきている。
日本人の誇っていた同調圧力は過去のものとなり、「反発・はみ出しの力」こそが注目される時代になっている。
(つづく)