藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

美しいロングテール。

私鉄各社が、乗客参加型のブログで話題に。
http://www.sankei.co.jp/seikatsu/trend/070112/trd070112000.htm


相鉄が運営する「相鉄スタイル」。http://sotetsu.net/
名前はダサいがなかなか面白い。


キモは「タウンライター」と呼ばれる一般人。
地元の生活情報を集め、沿線の魅力を高める。
原稿料は、「5本で5000円」のパスネット


覗いてみると、一般人らしく「商売臭さ」のない、小ネタが並んでおり、魅力がある。


3年前、中国全土で(素人特派員を組織する)同じ仕組みを考えたのだが、いざ今回見てみると「素人ライター」の魅力はなかなかだ。
中国案、復活できないかなぁ。


これぞ「総発信社会」。きちんと書く側にモチベーションがある。それでいて気負っていないので、あっさりして読みやすいのだ。


相鉄もエラい。
きちんとローカル通貨(パスネット)で貢献している。姿勢が正しい。

(普通はタダでupさせ、「ごった煮」情報掲示板と化して荒れてゆくものだが、「小さなインセンティブ」でもとても効果があるのだな、と感心。)


こうした形で自社の沿線の魅力を啓蒙して行く、のは上手なwebの使い方だと思う。

粋なロングテール

沿線「死に筋情報」の復活。どんどん集積し、更新されていけば「地域の魅力が集結」するだろう。
おお!地域版〝ウィキペディア〟だ。

おかしな書き込みは、徐々に淘汰されていく仕組み。


カテゴリに分ければ完璧だ。
「あぶない情報」なんかもあるといいな、などと。



ページビュー、月80万件。立派だ。