藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

債務整理たけなわ

久しぶりに地下鉄に乗る。


必ず車内を一車両、通して歩く。


広告チェック。

・向陽法律事務所
・二見法律事務所
・あゆみ法務司法書士事務所
司法書士法人アクティブイノベーション
・北の丸総合法律事務所
司法書士法人朝日ホームロイヤー(紛らわしい)

グレーゾーン金利撤廃も有名になり、債務整理が流行になりつつある。


対象者が240万人以上(5社以上の会社から借入れ)いるのだから、当然か。


一つ一つの広告、じっくり見るが、
「値段表示」
「顔出し」
をしているところは殆どない。


まだまだ消費者に親切でないなぁ、と思っていたら、自分がじろじろ見ていたせいか、主婦と思しき二人連れの会話。


A「こういう広告している弁護士って、暴力団とかとグルになっている事務所が多いって、こないだテレビで言ってたわよ」
B「えー暴力団と弁護士?」
A「まともな弁護士は、宣伝なんかしないって」
B「そうよねー」
B「じゃあの行列のできる…とかに出てる弁護士は?」
A「あれはテレビだから大丈夫なんじゃない? 高そうだけど」


「最近はそんなことないですよ」
と思わず口をつくが、二人連れは怪訝そうな顔をして、隣の車両に行ってしまった。(口惜)


もっともっと宣伝(情報)を。

ホームロイヤーズで見ていると、「正しい法律知識」がないために、「放置」して「事故」に至るケースが圧倒的に多い。


また、業界の一部には「提携弁護士」と言われる悪徳弁護士も、存在する。(昨年は69名の弁護士が処分されている)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070307i415.htm(読売 online)


「○○らしいよー」
「△△なんじゃない?」と
悪い噂のほうが、伝播力は強そうだ。


「まっとうな法律事務所」は、もっともっと自身を「透明化」して、ユーザの疑念を吹っ飛ばす努力が必要だ。


今の法律事務所にとって、マーケティングは「聖戦」。



ダークサイドに負けてはならぬ。