藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

6周年。


今日、wikiが6周年を迎えた。
オープン・ナレッジとしての6年は長いが、世界一が「まだ6年」でもある。
(日本版の話)

ウィキペディア日本語版には 370,724 本の記事があります。


この数字には、(中略)他のページへリンクしていないページは含まれていません。これらを全て含めると、876,386 ページあります。


また、45,258個のファイルがアップロードされています。


2002年6月以来、12,995,386 回の編集が行われ、平均すると、1ページあたり 14.83 回の編集が行われています。

ここ二年で簡単に世界一の座を占めた辞典は、「編集の正確性」(誰でも編集できるので)という誤差を含みながらも、唯一の「進化し続ける知」として安定的に支持されゆくだろう。


画像や映像などへのリンクが少ないことが弱みだったが、これとてgoogleブックサーチや、その他のサイトと連携すれば無敵になる。


今でもgoogleなど「検索エンジンとユーザーの間に立ち」知識をまとめるナビゲータのような役割だが、今後はより「まとまった知識の案内所」として重用されるだろう。


そうなってくると、よほどの「個性ある知識や取材内容」以外だ大体がウィキぺディアに吸収されてしまうのか。


これまで「少しばかり希少でユニークなネタを元に」記事や出版をしていたやり方
は通用せぬ。


オープンソースはそういう態度を許さない、これぞ透明化。