youtubeが著作権侵害防止のフィルタリングソフトを試験導入したようだ。
http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/it/2298788/2247858
映像著作権の所有者が事前にユーチューブに映像情報を提供することで、同ソフトが不正映像を自動的にブロックする仕組み。
著作権所有者が希望すれば、サイト上での広告販売も可能とした。
『希望すれば、サイト上での広告販売も可と』
「販売も可」。
「販売」。
またこんな記事も。
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2007/10/16/17188.html
今回、YouTubeがGoogleと共同開発したYouTube Video IDは、動画をいくつかの要素をもとに識別できるとしている。これまでの音声だけによる識別から、動画そのものを識別するに至ったことは、著作権者にとっては1歩前進と言えるだろう。
話はそれるが、
そもそもyoutubeにアップされてホントに損害ってどれほどなんだろうか。
youtubeで画像を見て、それで満足して「本物を買わないひと」と、
youtubeで画像を知って、コンテンツを購入する人。
宣伝効果、と比べて損害の方がぜったい大きいのだろうか。
逆の気もするのだが
芸術、なんでも売ります・買います。
んなことはともかく、これで堂々と
あらゆる人が映像を登録し、少し内容を登録しておいて、「本番」を販売できる『プラットホーム』にならないだろうか。
昔、「登竜門」という名前でそんなサイトを夢見たが、扱うコンテンツは無限だ。
http://d.hatena.ne.jp/why-newton/20061211
「画像」
「音声」
「テキストもの(詩、小説、評論、エッセイ、俳句)」
すべて可。
インディーズだって、
画家やデザイナーの卵だって
噺家や脚本家、
劇作家に評論家。
現在の「放送局」を脅かす存在になるのでは、と思う。
なぜなら「検索技術」があるからだ。
あとはスムーズな「双方向」機能(特に視聴者サイドの)があればよい。
すると、インフラの発展とも相まって「映像・音声」の質もどんどん上がる。
youtubeのコンテンツと「本物」の差がなくなる。
著作権協会や映画の配給元など、反youtubeがわは「その時」になって慌てるだろうか。
テレビのコンテンツや映画などは著作権の権利関係の「かたまり」でしこっているが、そんなのは置いといてどんどん「現場」から「小さな」開放が始まるのだろう。
一般の好事家が制作し、大ヒットするムービなどが出てくるに違いない。
今すぐ自分の作品が売りに出せる。
(売れるかどうかはともかく)
youtubeは世界最大の「著作物プラットホーム」になるだろう。(妄)