藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

断捨離予想

お題「断捨離」

はてなのAIがブログのお題を考えてくれるという企画。

 

自分の実家は代々収集癖のある家系で、父は昆虫の学会に入っていて「昆虫博士」と言われる学者とも知り合いで家には木箱に入った標本が今でも何十箱とある。

自分もフィギュアとか根付けとか時計とかが大好きだったけれど、どうも「収集は収集を呼ぶらしい」ということに気付いて途中で止めることにした。

何か「所有の虜」になってしまうような気がしたのだ。

もう"所有"そのものが自己目的化してしまうような。

 

そうして集めることで、またその世界の考察も深まり、さらにそういうことが好きになる…

という連鎖に入るだけの興味がなかったということでもあるだろう。

そして残ったのは書籍である。

買ったはいいが読んでいない「積ん読本」。

残しておきたい昔のコミックシリーズ。

好きな評論家の全集。

それらだけが「自分の荷物」となって残っている。

 

自分の断捨離の最後はこの本をどう処理するのか、ということに違いない。

どんどん厳選して最後は「私の100冊」くらいにできれば、そのくらいは遺しておいてもいいのかもしれないと思っている。