藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

自分の選択(2)

*[ウェブ進化論]ババ抜きも後半戦です。

持ち家派か賃貸派か、という定番の話もこれからは答えが変わってくるという話。

例えば、手堅い投資方法として一棟マンションとか、古戸建て再生とか、タワマン節税など時代ともに流行り廃りがあるものだ。

 

これまでの不動産投資ブームは間違いなくゼロ金利が原因だが、ともかく「低利で借りて購入し、利回りを取る」というスタイルだが、これからはそれも「分かりやすいババ抜きゲーム」になっていくだろう。

「需要が右肩上がりではない」という初めての時代を前にして、自分なりの考えを持っておくことが必要だと思う。

 

そして例えば、マンション投資というのは「建物に期限があるもの」への投資行為である。

最近、非常に多くのマンションで維持管理費(修繕積立金)不足が問題になっているが、本来積み立てるべき金額を初期に低くしているから後から苦しくなるのは道理である。

さらに維持がちゃんとできても60年ほどで寿命が来る。

タワーマンションは100年持つというけれど、その後はどうすんのよ? と聞いてもゼネコンから回答はない。

 

すでに苗場などのリゾートマンションは廃墟化しているが、都心の高層建築物が墓標のようになる日を想像しておくべきではないかと思う。

 

フリーエネルギーの核融合炉なんかがうまく実現して、杞憂になればいいですが。