藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

広告とか、ブログとか。

広告というものは、これほどの面白く、また考えさせ、手間をかけるものなのだな、と気づかせてくれる。
そんなlegoの広告サイト。

http://speckyboy.com/2009/03/16/39-creative-lego-advertisements-creativty-without-bricks/


意味の深い、見た人に考えさせるもの、というのはあるものだ。
GIGAZINEより。


ついでに、陸空両様の乗用車も市販段階にあるらしい。
時速200キロの空路。
今の時代にはどうだろうか。

http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20090319_flight_car_terrafugia/


村上春樹と配偶者。


思わず腹を抱えて笑ってしまった渡辺千賀さんのブログより、引用させていただく。
村上春樹の小説の登場人物のように話す | On Off and Beyond

うちのダンナはアメリカ人なので、滅多なことでは謝らない。
私の行きつけの美容師さんは日英バイリンガルのショージさんという日本人なのだが、ショージさんいわく

アメリカ人にとっては、I'm sorryっていうのは、きっと4-letter wordと同じくらい、言ってはいけないタブーなんですよ」

4-letter wordとは、fxxkとかsxxtとか、そういう良い子の皆さんが真似してはいけない言葉。

もとい、ダンナであるが、普段私の話しを全く聞いていない。

先日もレストランで向かい合って食事中、わたしが1分間くらい何かを滔々と説明していた時のこと。
ダンナはフンフンと相づちを打ちながら私の目を見て話しを聞いていたが、その目が死んでいる。
これは聞いてないな、と思った私。普段はそこで話しをやめるのだが、その日はちょっと意地悪に


「かくかくしかじか、と私は思う訳だけど、How do you think?」

と聞いてみた。
話しを聞けない男、絶体絶命のピンチである。
想像通り、間髪を置かず死んだナマズのようだったダンナの目に光が戻ってきた。
質問の覚醒効果は偉大なり。


(どうせ聞いてなかったはずだが、どうやってこの窮地を乗り切るのだろうか)

と興味津々の私。


するとダンナは、堂々と以下の通りの発言をした。

「I wish I were listening to you. It must have been very interesting」

・・・さすがアメリカ人なり。

「悪い、聞いてなかった」

でもなければ

「ごめん、もう一回言って」

でもない。かといって

「うるさい、いちいち聞くなよ」

と逆切れするわけでもない。

で、このダンナの発言を和訳するとこんな感じでしょうか。


「君の話しを聞いていればよかったのに、と思うよ、ほんとに。きっと、とても面白い話しだったと思うんだ」

・・・・おまえは村上春樹の小説の登場人物か。実際村上春樹の文章は、英語をそのまま和訳したような感じなわけですが、会話の奥にある登場人物の「魂」も、謝らない、逆切れしない、他人事のように理路整然と感想を述べる、というアメリカ人の魂が宿っているんだなぁと感心した次第です。