藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

芸術の真価。


昨日、スーザン・ボイルとかタルボットを紹介したら、えらい反響に。
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動画の再生回数、実に3441万回。


youtube、ひいてはweb2.0は伊達ではない。
しかしながら、その一方的な傾向には呆れる観もある。


一過性の瞬間風速、のような話題がとても多い。
そのうちに「実力が反映」されるようになるのだろう。


それにしても、アメリカの「公平を求める市民の声」を反映する力にはつくづく驚かされる。
どのみち、どんなコンクールにしても「思惑」から完全に離れたものは少ないのだろうが、上手に「そういう空気を楽しむ」という国民性が備わっている、というか。

みなが「自由」を担保することですべてにポジティヴに行こうや、という暗黙の空気なのだろう。


あまりに排他的でなく、しかし透明すぎるような。
だから、諸外国に比して「独特な」国風を醸し出してもいるのだろう、このアメリカの持つ「オープン性」とどうつきあっていけるのか、ということが旧先進国では問題でもある。



なにより、そんな話題ができるニューリーダーがアメリカ以外に出てくることが肝要だろう。