藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

健康法とか筋トレとか。

スポーツジムのトレーナーをしている友人からの推薦書。
単純に筋肉をつけたい人、にもシンプルな示唆を示す本だと思う。
自分も最近は「年齢とともに落ちる代謝」についての対策を進められていた。
それにしてもシンプルな理屈であり、分かり易かった。

何かの「健康法」とか「ウェイトトレーニング」などを始めると、数カ月もすればゴールを見失うことが多いと聞く。
自分はあまりジム等には通う気はしないが、筋トレなのか、ウォーキングなのか、そしてそうしたトレーニングの"行きつくところはどこなのか"を意識せよ、というのが本書の最大のメッセージではないかと思う。

この年になると、「食事」と「生活習慣(睡眠時間など)」と「運動」は密接にかかわっているという実感がある。
本書にも書かれている通り、いくら負荷のかかった筋トレをしても、それは「体脂肪の低減」にはなりにくいし、
また「筋肉を分厚くしたい」というのに何百回も腹筋しても効果が薄い。

要は、自分の(健康とか美容とかの)ゴールと、そこへ向かう「道筋」を常に意識できるかどうかということだろう。
まあ「脂肪は一日にして燃えず」ということだが、今の季節、ガンガン汗をかきながらの歩行などは非常に効果がある策でもある。

自分の体と健康のマネジメントという観点で、中年以降は意識しておくべきテーマではないだろうか。