藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

オヤジの迫力。

何も全部年のせいにするわけではないが、よくビジネス社会でも"人の年輪"は話題に上る。
どれほど知識や経験があっても、ある種の「人生を刻んできた年の迫力」はそう簡単には備わらない、というような話。

それにしても、大阪の維新の会が批判されたり、小粒独立政党はあてにされず、与党の支持率は落ちる一方だが、石原さんが出てきて一喝したら、急に周囲も静かになったような気がするのは自分だけだろうか。
今の若い人に意外に支持派も見えるのは、久しぶりに見る「強引なリーダーシップ」に惹かれているのかもしれないと思う。
年の分だけ"年輪"は深く、またかつての与党政権のような「金脈まみれ」とも少し違う印象がある。

父親世代に「おい、ほんまにしっかりせんか!」という雰囲気を感じるのである。
また逆に、今の「行政の病みの部分」を見るにつけ、本当に一度ガラガラポン!をするには並大抵の手法では無理だろうとも強く思う。

つくづく「既得権益の引き剥がし」というのは法治国家では難しい。
日本の戦後は、民主国家の一つの実験例としてそんな結論を見せつけている。

よく大前研一氏が言うように、憲法の『骨格の作り直し』と『すべての行政法の時限立法化』が絶対に必要だと思う。
それを実現するためなら石原政権もアリだと思うが、さてどうだろうか。

第三極連携で「100議席超」 石原氏、報道番組で語る
 新党結成を目指す石原慎太郎東京都知事は4日、フジテレビの報道番組で、日本維新の会橋下徹代表)をはじめとする第三極連携について「全部一緒にやったらいい。大将は2人でも3人でもいい。100以上(の議席)をつくりたい。統一会派なら『日本維新大連合』でやればいい」と、第三極の政党が結集して次期衆院選に臨むべきだとの考えを示した。
 石原氏は3日、この考えを橋下氏に伝えたと明かし「橋下氏も賛成だ」と述べた。橋下氏が政策一致を求めたことについては消費税の地方税化を評価したが、「ぴたっとした一致はできない」と指摘。「橋下氏は弁護士で(考えが)固いから、『君、固すぎるな。お母さんの言うことを聞くなら、お母さんを説得しに行く』と言った」と、橋下氏に歩み寄りを求めた。