藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

自分で選ぶ競争世界。

革新、ってどんな時に起きるのだろう?と考えていたら、「(あなたにとって)一体何が革新なわけ?」ということになり。
自分にとって革新とは、「ある種の成功」だと思い。
じゃキミにとっての成功ってなに?となり。

1.経済的な成功。
2.新しい分野への進出。
3.これまでになかった付加価値の創造。
4.これまでに解決できなかった問題への対処方法。
5.自分のライフスタイルの確立。
などなど。

こんな中から考えると3.とか4.あたりが、どうも自分のイメージする成功であり、革新(イノベーション)であるようだ、と気付く。

一方。
どんな分野でも、競争は激しいものである。
特に商売がらみとか、技術の研究がらみとか、そういう競争があるからこそ切磋琢磨も起きるのである。
革新とか、成功とか、そういうものはやっぱりそうした「厳しい競争の中から生ず」という性質がある。
好んで競争など(さらさら)したくないけれど、やはり「そんな世界」でのたうち回ることになるのである。

とここまで考えて、なんとなく分かった。
どうして競争的に生きなければならないのか。
どうして第三者との比較から逃れられないのか。
それは自分がやりたいことの宿命なのであった。

それが嫌なら、イノベーションとか、成功とかをあえて伴わない分野のことに従事すればよいのだろう。
つまり自分は好んで「この場にいる」ということなのだった。
(つづく)