藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

成功の定義。

成功した人の自叙伝とか、その成功を分析した人の解説とか。
自分もご多分にもれず、好きなほうなのだけれど。
いつも読み終わった後に残る気持ち。
「俺とはやっぱ違うなー。」と必ず思う。

稲盛さんの記事は大好きでよく拝読するが、あんな風に就任先の企業で接するとか、ちょっと自分にはできないだろうな(そんな機会がそもそもまず来ない)、などと感じる。
すると格闘技の試合を見ているみたいに「すごいねー」「やるなー」などという完全なる「観客」と化してしまうのである。

それはいかん。
成功するってどういうことだろう。

1.経済的な成功。
2.新しい分野への進出。
3.これまでになかった付加価値の創造。
4.これまでに解決できなかった問題への対処。
5.自分のライフスタイルの確立。
などなど。
いろんな成功の定義があると思う。

まずは「自分にとってのやりたいこと(成功イメージ)」を想像するところから始める。
タチが悪いのは二十歳の成功と、五十歳の成功では(多分)全然違うことである。
自分にとっての成功の定義が変わるのなら、やることも変わってくる。
一人の人間の人生でありながら、その価値観は年とともに変質するのだから、「それ」をしている当の本人は大変である。
(つづく)