藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

経験から学ぶこと。


政府のドラッグ防止動画に、ドラッグを投与した場合のマウスの脳神経細胞が紹介されている。
ドラッグを投与すると著しく神経細胞が減っている。
ドラッグで麻痺すると、人の脳は活動が鈍るらしい。
より動物的になるのだろうか。

刑事事件などを見ていると薬物は圧倒的に常習の再犯が多い。
思うに、意志の強さがどうというよりは「一旦手を出すと自力での訣別は難しい」と言うことではないかと思う。
そういう薬物が自生していたりあるいは合成されたりするのも世の中の宿命のようなものを感じてしまうけれど、人は人として生まれているから考えるし、悩む。

薬物はそうした人特有の"煩わしさ"から人を解放するから無意識に常習してしまうのかもしれないが、やっぱり人は人なりに考え、悩んでいくべきなんじゃないかと思った。

動画では「薬物には決して近寄らないこと」と警告されているが、是非とも自分が動物化するのは避けたいことだと思ったのでした。