藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

自分なりのやり方。

そんなこと何の意味もない、
1番なんか100万人ぐらいいる、と思っていて。

どんな分野でも上には上がいる。
プロスポーツほど厳格で同一のルールではないけれど、社会に出れば広さは圧倒的だから、本当にすごい人というのはいるものだ。
頭脳明晰、リーダーシップ、法律、知識、マネジメント、物理化学、人望、人脈、クリエーター。
どれ一つとってもトップになんかなれっこない。
と思う。間違いなく。

じゃあ「やってられっかよ!」といって腐っているのも面白くない。
どうしようかと考える。
考えられる作戦は2つあった。

一つは「土俵を限定する」こと。
ある分野、ある条件でなら相当強い、という分野を作り出すのだ。
ニッチと言われてもいいから。

例えば、IT企業と一口に言っても業務ソフトから人工衛星の制御系、あるいは人気ゲームの製作まで幅広い。
ゲームの中でもRPGの歴史ものなら、とか
業務ソフトの中でも弁護士が使うものなら、とか
電気自動車のブレーキ制御のソフトなら、とかともかくその分野でのトップを目指すというオンリーワン戦略。

もう一つは「総合点作戦」。
それぞれの分野では決してトップではないけれど、平均点は上回ること。
そしてその分野をどんどん増やす。
平均以上×多分野=の総合点で勝負する。

よく社会人で専門職か総合職か、みたいな議論があるけど、あれを自分の世界でもっと広角でやるのだ。
(つづく)