藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

「頭と手」の両輪。

ほぼ日より。
『畳の上の水練』は確かに名言だ。
どれだけ一生懸命、緻密に練習してもそれで泳げるようにはならない。
「畳の上のスキー」とか「畳の上の自転車」とかもそうだけど、頭で考えているだけではどうしようないことって案外多い。
(ただし相当なベテランになると「頭の中」だけでもずい分勉強になることはあるらしい。基礎があればそんなこともできる)

お医者さんだって理屈だけ知っていても、すぐに現場では役には立ちにくい。
つまり「理論と実践のバランス」ということなのだろう。
実践一本やり、で理論を学んだり考えたりしない人は「根性論」に走って徒らに疲労したりする。

こういう「手を動かしつつも、しばしば立ち止まって頭を使う」ということのバランスを知っておくのは重要なことだ。

どちらか一方では思わぬ溝にはまって抜け出せないことがしばしばある。
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そんな中、メディアの重鎮である糸井さんが、新しく立ち上げるサービスで宣伝に「手足を使う」という。
まあ広告のカリスマみたいな人が言うから「一周回って再び先頭に戻った」みたいな感じだ。