藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

そういえば。

*[ビジネス]企画のこと。
ほぼ日より「企画を出そう。」というお題を見てふと考える。
普段からよくキカクキカク、と口にしている気がするけれど。
しかし机の前に座って「では企画を出すぞ」ということってあまりない。
いや全くない。
思えば今までやってきたことってブレストとか会議とかの中で「ふと誰かが思い付いだアイデア」が種になって、誰かが「それ受けるんじゃない?」とか言いながら形になってきた気がする。イケる!と盛り上がって後から調べたら「もうみんなやってるよ…」なんていうのはしょっちゅうだ。
で何の話か。
「企画を出そう」ということを目的にするのはどうか。

 「あえて」企画を。

一見「企画」というのは"何かのアイデアの実現"のためにあるから、そのアイデアなしに「企画を出せ」というのはおかしいような気もする。
そうか。
企画はアイデアと番(つが)いだ。
だから「企画を出そう」てのは「アイデアとその実現方法」をセットで考えよう、ということなのだ。

 介護に悩む人を助けられないか、とか

転職したいと思っている人の相談に乗れないか、とか
病院の待合室で長時間待っている人を楽しませたい、とか何でもいい。
糸井さんはそれを「動詞」で表現していたのだ。
企画を出そう。
 

12月20日の「今日のダーリン」

 ・企画を出そう。
いい考えを出そう。
おもしろいことをやろう。
みんなをよろこばせることをしよう。
いろんなことに関心をもとう。
つまり、
感心しよう。
ほめよう。
よろこぼう。
紳士淑女になってみよう。
愛されよう。
愛そう。
痩せ我慢しよう。
踊ろう。
驚こう。
励まそう。
手伝おう。
慰めよう。
ご馳走しよう。
笑わせよう。
笑顔を探そう。
想像しよう。
夢をみよう。
遊ぼう。
歌おう。
ことばをいい声で出してみよう。
絵を描こう。
人を呼ぼう。
つまり、そのひとつひとつが、
企画を出すことだ。
いい考えを生み出すことだ。
みんなをゴキゲンにしよう。 
上に記したような短いことばを、
一行分でもやろうとしたら、きっとできる。
そのひとつができると、ちょっとなにかが変化する。
インチキくさいことを言ってるみたいだよね。
そうかもしれないけど、ほんとのことだ。
うんうん苦しんでいるよりも、感心しよう。
ほめよう。よろこぼう。紳士淑女になってみよう。
愛されよう。愛そう。痩せ我慢しよう。踊ろう…

今日も、「ほぼ日」に来てくれてありがとうございます。
ことばになる前のことばを、こころのなかで踊らせよう。
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