藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

各国のジョーク。

<⑦任期中には無理>

ブッシュ大統領プーチン大統領胡錦濤国家主席の三人が神の前に集まり、自国の将来について質問することを許された。



ブッシュ大統領「いつになったらアメリカ人は、国民みんなが豊かな生活を送れるようになるでしょうか? 」
神様「十年後だね」

ブッシュ大統領「そうですか。私の任期は終わっているな。残念だ。」


プーチン大統領「いつになったらロシア人は、国民みんなが豊かな生活を送れるようになるでしょうか? 」

神様「ニ十年後だね」

プーチン大統領「そうですか。私の任期は終わっているな。残念だ。」


胡錦濤国家主席「いつになったら中国人は、国民みんなが豊かな生活を送れるようになるでしょうか? 」

神様「おお、残念だが、その頃には私の任期は終わっている」


<⑧核など恐くない>

アメリカの政治家と、日本の政治家と、中国の政治家が、それぞれ「核の脅威はさほど深刻ではない」というレポートを作成した。


アメリカのレポート。 「世界一の軍事大国であるアメリカに、核兵器を使用してくる国は、現実的にはゼロに近い」

日本のレポート 「アメリカを用心棒にしているわが国に、核兵器を使用しいてくる国は、現実的にはゼロに近い」

中国のレポート 「核兵器一発で百万人が死ぬと仮定しても、百発落ちてもまだ十二億人残る」

ジョークで見る日本人と中国人・文芸春秋12月号 早坂隆著より


いつの時代も、他国に対するステレオタイプは根強い。
また、日本人が自国に対する見方も、意外に固い。


日本が外交で「自国のアイデンティティ」を見せないのは、自我を最後まで出さない「日本の美徳」なのか、「優柔」なのか、国民に説明すべき。



「大人の義務」だ。国際社会での人格など、一朝一夕に身につく物ではない。

小さなニュースにも、はっきりと「行動のポリシー」を示さねば、多民族と触れ合った時に、会話にならない。


日本の「美徳」は、随分懐の深いものだと思う。十分、他国の人にも知って貰いたいものだ。