藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

羽田健太郎、急逝。

クラシックから、スタジオミュージシャンを経て、ポップスピアノの第一人者。


技巧に裏打ちされたポップスはどこか品があり、またハネケンの弾くショパンやリストは、どこか遊びごころを含んでいた。


特にここ最近、ショパンの小品や幻想即興曲などをチョイスすることが多いことと、また何か愛おしむような演奏の様子を不思議に思っていた。


残り少ない舞台を噛みしめていたのかも知れない。


享年58。
肝臓が悪かったという。














(写真はオフィシャルサイトより)


エイプリルフールの放送では、ピアニスターHIROSHIと華麗に競演。


先週、題名のない音楽会中村紘子さんと「いつまでも演りましょうね」と言っていたのに。



高熱を押してステージをこなしていたらしい。


最後まで満面の笑顔の絶えぬ人だった。


天国で少し休養してくださいね。


合掌。




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