藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

あたりまえ。


舛添厚労大臣が怒っている。


社保庁から自治省(地方自治体)にもまたがる広域スキャンダル。


http://www.zakzak.co.jp/top/2007_09/t2007090418_all.html

社会保険庁や市区町村の職員が過去に年金保険料など計約3億4000万円を着服していた問題に激怒、
横領した職員の処分の実態などを徹底的に調査し、
刑事告発されていないものについては刑事告発していく事を明らかにした。


 舛添氏は一連の横領について「泥棒でしょう、これは。盗っ人なわけですよ。
そいつが、ぬけぬけとその役場で仕事していていいんですかということ。


となかなか鼻息が荒い。


それにしても社保庁は腐りきっていたか。


ついに「盗人組織」となってしまった。


社保庁50件、一億四千万余。
自治体49件、二億と。


カッコ悪すぎ。


せめて、厳正な落とし前を。


おもいやり


いつも行くラーメン店。
(ラーメン店で、酎ハイなど飲みながらつまみのチャーシュやら、メンマとか頼んでるのは結構いいものだ。出てくるのが早いし、すこぶる安い。ただ、とんでもなくオッサンくさいが(汗))


もう相当な顔なじみなのだが、チャーシューに必ずこんもりと辛子(からし)。


自分は付けないので、いつもいつも空いた皿にはモスクさながらのきれいなレモン型の辛子が残る。
(撮影したかったが、周囲の目を気にしてやめる)


あのムダにした辛子、そろそろソフトボールくらいの大きさになるかしらん、などと思いふと中国人らしき店員に訊く。

自分「(辛子を指差し)あのー、これ、いつも使わないんだけど」
店員「あーぁ、そうね。知ってるよ」
自分「え?そうだったの?じゃどうしていつもつけて来るの?」
店員「あー、お客さん、いつも辛子使わないの、知ってるけど、ひょっとしてつけてみたいなぁ、と思うかもしれないよ」
自分「そうかなぁ」


店員「勝手に言われもしないで、辛子抜く、よくないと思うよ」
自分「そういうもんかなぁ」


店員「もし、あなた辛子いらないなら、自分で『辛子抜く』いうべきよ。私、田舎ではそうだった。」


勝手に気を回さない、ということのようだ。


そういう気も、しないでもない。


日本的には、「おもいやり」と称して言われずとも「からしを抜く」方が美徳のような気もしたが。


大したことない話だが。


冷やっこの上に普通じゃないほど(大さじ三杯くらいの)大量にかかった土生姜を眺めながら、ずい分逆の考えもあるのだな、と感心。