最近「ダビング10」の問題がメーカと決着しつつある兆し。
(まだハード代金に上乗せする代金でモメてるみたいだが)
そして、こんな記事がわざわざ日経から発表になる、というのは。
水面下で相当「著作物の流動化」機運が高まっているのではないか。
放送時に見逃したテレビ番組をネットを通じて視聴するサービスを「利用したい」と答えた人は89%に上った。
放送終了後の番組のネット配信をめぐっては、NHKが12月にも有料サービスを始める計画。
シード社は、この種のサービスの需要は大きいとみている。
以前は漫然と「へぇー」てな感じで流し読んでいたが、こういう記事は必ず報道以上の意図を持っている、というかある報道担当者の意思、があってこその報道なのか。
ともかく、流通させて。
そりゃ問題は多数起るだろう。
盗作、転用、改ざん、時効、法律、国対国のルールに交渉。
けど、この件に限ってはそれでいい。
人類のお家芸、と言っていいだろう著作物。
(昆虫、とかにはないよね)
それがいろんな法律の規制の足かせで、動けずのたうち回っている。
そこにあるのに、届かない。
自分は特許よりも断然、著作権にジレンマを感じる。
何より数が違うのだ。
生み出すのも個人のほぼ自由だ。
どんどんどんどん流通し、新しい著作権の解釈が生まれ、洗練されていくことを心から望む。
i-Tune コピーライト・ストア
<記事全文>
見逃した番組をネットで、9割が「利用したい」 民間調べ
調査会社のシード・プランニング(東京・台東)は17日、インターネットでテレビ番組などを配信する「IPTV」の利用意向調査をまとめた。
放送時に見逃したテレビ番組をネットを通じて視聴するサービスを「利用したい」と答えた人は89%に上った。
放送終了後の番組のネット配信をめぐっては、NHKが12月にも有料サービスを始める計画。シード社は、この種のサービスの需要は大きいとみている。
「利用したい」と答えた人のうち、「有料でも利用したい」との答えが「無料で」をやや上回った。
見たいジャンル(複数回答)は「国内ドラマ」が51%と最も多く、「洋画」(49%)、「邦画」(46%)が続いた。4月下旬にネットで300人に調査した。 (nikkei web)