藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

リズムを崩さぬこと。

そういえば、かなり「旅行好き」でなく。

他の人はどうなのだろう。

友人と、あるいは一人で、特に意味なく旅行する、などかなり想像しにくい。
行ってみれば違うのだろうか。


旅先で、枕が変わる、とか食べ物が変わるとか。

そんな変化が楽しい前に疎ましかったり。

また旅先だとつい食べ過ぎたり、飲み過ぎたりして騒ぐ。

その時はたのしーのだが、結構疲れたりもして、(調子の)回復に時間がかかる。

いつも、朝おなじ時間に起き、同じことをして大体同じころに寝る。

そんなリズムは負担にならず、「リズムキープ」のようなことから解放される。

というか「そのリズム」にいずれ戻るのなら、できるだけそこから外れたくない、というような邪魔くさがり根性なのかもしれぬ。

そしていかにそれを崩さないか、ということも重要だ。
日常を思ってみれば、リズムの乱れる出来事は多い。
予想外の仕事、
突然の友人からの誘い、
慶弔ごと、
突然の本読み・・・などなど

結構ランダムな毎日を過ごしている。

仕事のリズム、生活のリズム、勉強のリズム、趣味や娯楽のリズム。

自分の持ち場で生活をすること。
まあテリトリー感覚か。

職人が使い慣れた自分の工房で仕事をするのにも似た。

あるいは剣士が、学者が早朝に起床し、粗食をはみ、毎日同じリズムで仕事をする様子にも似るか。

そんな風に生活するなら、思わぬうれしい出来事とか、ハプニングに出くわす、などの楽しいことなどからはどんどん遠ざかっていくようだが。


まだそんな「生活のリズム」は完全にはつかみ切れていないので、なんとか極めてみたい、という気になっている。

>>

完全に身につけてしまえば、それから外れることがあっても、復帰が容易なのではないか。
そう言えばもう何十年もまったく旅行などせぬ塗り箸職人の話を聞いたことがあるぞ。<<

生活のリズム。
この年にして、そんなことを感じている。