藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

喘ぐ米国。

米シティは二兆円あまりを注ぎ込み、その後の債務30兆円をを政府が肩代わりすることで一旦決着するらしい。
もう大どころの金融機関は潰せぬ、との必死の防戦だが。

一方ビッグスリーの救済は金融を遥かにしのぐ米基幹産業が倒れれば、そこからが本当の奈落の開始だろう。

まだまだ膿出し、というか事態は収束していない。

実際に「基幹産業に大不況の津波」が襲来したのは1929年の世界恐慌以来ではないか。


その後の歴史は「化石燃料をめぐる戦争」と経済成長へとシフトし、インターネットが出てきて今日に至る。


ネットバブルなどはホンの泡沫(うたかた)本当の大転換が始まる予感が強くする。

そしてそれが「これからのパラダイム」を形成して行くのだろう。


そんな意味では、自分たちは本当の歴史的「変局点」に立ち会えているのかも知れぬ。

そしてその先は何だかとても明るいのではないか。


年末に向けて、そんなことを夢想する。


今日はこれから雨らしい。