西山さんの新作CDが発売。
届くのが楽しみだ。
- アーティスト: 西山瞳
- 出版社/メーカー: EMI MUSIC JAPAN(TO)(M)
- 発売日: 2008/09/17
- メディア: CD
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JAZZレッスンも9回を終え、ひょんなことからクラシックの弾き方を見てもらうことに。
驚く。
心得違いをしていた。
スタカートが弱い。
できてない。
手の形が不自然。
手首が下がりすぎ。
脱力。
歌っていない。
運針が不自然。
そんなことが一辺に判明する。
聞く人が聞けば分かるものだ。
自分の演奏する姿を見て、どうも手がツッパリ気味だなぁ、とは思っていたものの。
こりゃJAZZのアレンジどころよりは、基礎のキソの話だわい。
幾分めまいを感じながらも、どうしてだろう、と考える。
何がおかしいのだろう。
「囚われ」の正体
この正体は「囚われ」だった。
この音をこんな風に弾いてやろう。
こんなメロディを出してやろう、という思い。
これが根本的に「体から力を抜いて」本来の音を出す、ということの障害になっていた。
よく人前でアガってしまう、というのがあるが。
幽霊の 正体見たり 枯れ尾花
あれである。
アガるのは、自分に「よくしてやろう」「よく見られたい」という「我」があるからである。
ところが。
ところが本人はとんと「そのこと」に気付いていない。
「これ」が自我の正体だった。
プロがアガらない、のはプロは「そんなこと」を考えていないからだ。
ということがようやく分かった。(嘆)
毎度ご苦労なこったが、これは自分には大きな、とても大きな収穫だった。
これまでの自分の生活の、ほぼすべてに共通する、影響することだ。
それほど「そんなこと」が分かってなかったのか、とも思うが、しかし大きい。
あらゆる物事がそうなんである。