藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

どんどん注入。


AIG以来、初になるという保険業界への資本注入。
「企業の国有化」はどんどん進んでいる。


で、「国有化の先」は恐らくない。
あるのは「破綻、とか取り付け」とかの物騒な言葉が浮かぶ。


しかしさらにその先には、「落ち着き」などもあるのだろう、と妙に他人事な印象も。
一連の「から騒ぎ」はいつ終息するのだろう、というような目でいると、歴史と言うのはどんな過ぎ方をするのだろう。


早く実体の議論をしようぜ、と思っている人は意外にたくさんいるのだ。

米保険大手に資本注入 AIG以外で初、財務省が仮承認
 【ワシントン=米山雄介】米財務省は14日、ハートフォード・フィナンシャル・サービシズ・グループなど米大手保険数社が申請していた公的資金による資本注入を仮承認した。保険会社への資本注入は、政府管理下で経営再建中のアメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)以外では初めて。米紙ワシントン・ポスト(電子版)によると、プルデンシャル・フィナンシャルなども資本注入の対象に含まれる。

 金融安定化法で定めた7000億ドル(約67兆円)の公的資金枠の活用対象は、銀行や自動車大手から保険会社にも本格的に広がることになる。ハートフォードによると、同社への資本注入額は34億ドル(約3300億円)。プルデンシャルなどへの注入額は明らかになっていない。

 財務省は貯蓄金融機関(S&L)を傘下に持つか、銀行持ち株会社の形態を取っている保険会社に限り、公的資金注入を認める方針。不良資産処理で損失が膨らんでいる大手生保が相次ぎ申請していた。