藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

話題の終わりまで。


新型インフルエンザで11日、四歳の男児が脳症を発症。
まだ感染の脅威は去っていない。
インフルエンザが変性して、流行した黒死病なども数十年かけて広がったという。


一時のマスクブームは去ったようだが、中国のSARSよろしく、その行方はしばらく注意した方がよさそうだ。


新型インフル】茨城の4歳男児が脳症で意識不明

 厚生労働省は11日、新型インフルエンザに感染した茨城県男児(4)が、インフルエンザ脳症を発症し、県内の感染症指定医療機関の集中治療室(ICU)で治療を受けていると発表した。

 厚労省によると、男児は意識がなく、手足にけいれんなども確認された。呼吸も不安定で、人工呼吸器を着けて治療を続けているという。

 新型インフルによるインフルエンザ脳症と診断された患者はこれまでに4人いたが、人工呼吸器やICUでの治療を受けた事例は初めて。

 9日からせきの症状があったほか、10日朝に38・5度の発熱があり、午後3時に救急車で病院に運ばれた。

 11日に遺伝子診断「PCR」で、新型インフルエンザへの感染が確認されたという。

唐突なリッター100キロモデル、GM


GMが2010年に投入する「シボレー・ボルト」はリッター当たり100キロの燃費を持つ可能性を示唆する。
米車がそれほどの「燃費指向」に寄った製品を開発できるのなら、倒産する前にもその兆しは見えたはず。
今さらながら、車種を半減し、さらに燃費は「十倍です」という発表には首をかしげる


小型車市場での勝負、は充分覚悟していた暁の今日のはずである。
これほど縮小し、省エネルギーが求められる市場での生き残りは簡単ではない。


かつての覇者が、本気で次世代に生き残るつもりの再挑戦をしているのか、しばらく動向を見る必要がある。
もう自動車、というのはそのくらいシビアな製品業界になってきつつあるのだと思う。


米GM、新環境車「1リットル100キロ」 新車投入を拡大


ゼネラル・モーターズ(GM)のヘンダーソン最高経営責任者(CEO)は11日、2011年までに計25の新車を投入する計画を明らかにした。
来年発売する環境対応車「シボレー・ボルト」の燃費性能(市街地走行時)がガソリン1ガロン当たり230マイル(1リットル当たり約100キロメートル)に達するとの見通しも示した。
GMは新会社の発足から1カ月。
新車投入や次世代環境技術で攻めに転じ、11年の最終黒字化をめざす。


 ヘンダーソンCEOは11日の記者会見で、全面改良も含め10年末までに6車種、11年末までに19車種を新規発売する計画を公表した。
計25車種のブランドごとの内訳は主力車「シボレー」が10、高級車「キャデラック」が5、「ビュイック」と「GMC」で10モデルとなる。


 GMは経営再建の過程で北米のブランド数を従来の8から4に削減した。
これにより開発資金や人員を主力ブランドに集中的に投入できるようになる。
法的整理により財務上は身軽になったGMにとって、販売のてこ入れで成長戦略を描けるかが最大の課題だ。