藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

年上からは見えること。


実業家でもなんでも。
ちょっと年上からみたら、一瞬で透けて見えることがある。
これが「トシ」の効用。
若さには勝てないが、年齢を経て会得するものも侮りがたいものがある。



その見える対象が物欲に走る若き青年だったり、髪型と小顔を気にするギャルだったりすると、まあ微笑ましくもある。


それはともかく。


若手が得をするために。


だから、そんな年上の声を聞け!と言いたい。
それが実は若手が自分を客観的に見つめる一番の方法なのだ。
誰も教えてくれないが、これが人生で自分にとって一番困難なことでもある。


そしてこの「自分の客観」こそは最も難しい自己判断なのだということに気づいた人はラッキーである。

場合によっては数十年をワープして自分を改革できるかもしれない。

見晴らしの違いの理由。


そんな機会をぜひ見つけ、逃さぬように。
例えば、恋愛とか、結婚とかについての若者の感覚と、ご隠居の見え方、というのはずい分違うものだ。
ぜひ積極的に話してもらいたいと思う。



年を経るからこそ「見える景色」というのはあるものである。
それを若年は遠慮なく先輩に聞くべし。


また、先輩は甘えなく、後輩に語るべし、と思う。


意外に世代は「相互に」勘違いをしているものだと思う。
ぜひ、若者にはチャレンジしてもらいたい。