藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

消費者意識の変わり目。


2009年は、「量から質へ」と価値観が変わった歴史的な年になるだろう。(と思う)
いつかそんな時期が来る、と思ってはいたが意外に早かった!

「高級車よりハイブリッド車」日本の消費者の89% 民間調べ

サラッと書いてあるが、これまでの戦後五十四年目、にして初めてのことである。
もう「高級志向」はトレンドではなくなったのだ。


主要国間では、まだ戦争の起こる可能性はなくなっていないが、それも変わる可能性がある。
これから「縮小」する経済の中で、特に先進国が途上国をリードして行けるかどうか、は最大の焦点である。

先進国ばかりが「勝ち逃げ」同様、発展逃げきりで、今頃CO2削減を言われても従えぬ、という今の主な論調は、何としても先進国が譲歩し、説得し切らなくてはならないと思う。


これまで分け前の少なかった子供に「我慢せよ」と言われても、不満ばかりが残るのを自分たちは幼時に経験しているではないか。
これを乗り越えて初めて「持続的」な社会へと巡航できる。



乗り切れなかったら。
また「富の争いの時代」へと戻るのだろう。
ようやく五分五分の線に来たのではないだろうか。<NIKKEI記事後掲>