藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

表情づくり。

ある占い師に聞いたのだが、八卦とか四柱推命とか、占いにも様々な「同定方法」があるそうだが、もっとも重要なのは表情を読み取る力、なのだそうである。
少なくともその能力にたけていれば、あまり客からクレームが来ることがないのだそうだ。
また逆に、どんな人も100%白か黒、ということもないので、例えばギャンブルなどしない人に「浪費に気をつけなさい」と言っても大抵の人は「なるほど」と言ってしまうのだ、とも聞いた。
そうすると、占い師とはまるでカウンセラーのようであるが、道端で占い師と客の様子を見てみればさもありなん、と思う。

さらに師は言う。
笑う門には福来る、は本当かどうか定かではないが、その逆は真なり。とも。
属に泣き顔などというが生まれつきの顔型が下がり気味の人は注意した方がよい、と。

つまり幸福な人に笑顔ではない人はいないということである。
(つまり笑顔でいればかなり良いことが起こるのだろう)

先日、食事会で同席した女性が「口角を上げていたら結婚できた」と笑顔で話していたのを思い出す。
戦時中ほどではないが、現代も生きていれば柵(しがらみ)や苦労の連続である。自然の差はいは誰にもそれほどバラツキはあるまい。

それが人生を過ごすうち、段々と偏りを持ってくるのは、これまた自然現象のように起こってくるのを自分たちは見て知っている。
「これもまた楽し」といつも口にできたら、幸せな人生の始まりなのである。