藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

あらためて。

スマホがOSを搭載してパソコン化しているのは分かっているつもりだったけれど、この度、二年ぶりに機種を変えてみて改めて驚いた。

もうそれはデスクトップのPCをフルに載せ換える作業と同じになっていた。
移行すべきデータや、もう結構な量になるクラウドの設定、クラウドとは言っても色々ある「端末に入れるソフト」。
そしてPCよろしく"これでもか!"というほどプリインストールされているアプリの数々。

さらにPCと同様、いくら注意していても「どのアプリを消去したら何が起こるか」が非常に分かりにくい。
着せ替えツール、という名前のアプリを除去したら日本語の入力が不能になった、とかまた逆に「このアプリを消去するとすごい影響が出ます」みたいなメッセージばかり出てくるし。

このイライラ感は、国産PCを購入してあまたのプレソフトにCPUが占拠され、新品なのにガリガリ言うばっかりでなんじゃこれは!という気持ちと同一なのであった。

それにしても、店員さんに聞くとこれまで自分の使用していた旧製品はHDD1ギガ、メモリー500メガだったとのこと。
もうアプリなど殆ど入れてないのに「ディスク容量が足りません」というメッセージが頻出し、ついにフェィスブックやメーラーソフトまで消していたのだが、今度のスマホは30倍のHDD30ギガ、メモリー1ギガとのことである。
そりゃ快適だろうね。

お値段も8.5万円と、すでにPCを超えている感じだがまあ仕方ない。
(つづく)