藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

{ウェブ進化論]

ドコモのスマホLTEのクロッシィという契約だそうで、「もうi-modeではなくなります。」とのこと。
さらに昨今のキャリア事情もあるのだろう、「通話の割引はなくなります」とか「docomoなら通話はタダです」とか、「3ギガを超えるとものすごく遅くなります。」とか、もう空では覚えきれないほど但し書きが多い。

それでいて、結局ネットにつなぐには六千円くらいは毎月請求されるとのことで、あまり通信料自体が下がった感じがしなかった。
もっともキャリアも格段に速い通信設備の整備には苦労しているとも聞くから仕方のないことなのかもしれないけど。

キャリアがユーザーを囲い込みたいのは分かるが、それにしても「このサービスは必ず入っていただきます」とか「一旦入ってから契約を停止したら○○円手数料をいただきます」とか「これらは嫌なら全部解約できます」とか、二年間の契約のしばり、とか…じぶんの隣の席のお年寄りは、もう説明を聞きながら眠っていたけれど、どうして電話だけのことでこれほどの説明が必要なのか、というこの感覚が古いのだろう。
もう電話の機種変更というのは、かつて「オフィスにインターネット回線と社員用のPCを入れる」のと同等の大仰なイベントになってしまったと悟る。
オフィスに比べれば残るはアプリだが、今のアプリは数十円から使えるものも多く、この部分も早晩月に数千円くらいで完全にカバーされるものと思う。

ユビキタスとはこういうことだったのか、と今更感じているが、まだ「これから本当の変化が始まる」という声もある。

ウェブの先をもう少し想像してみたいものである。