藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

技術で革命(1)

*[次の世代に]関係なし。
昨日の日経の記事「AIに何を期待しますか?」を見てある言葉が頭に浮かぶ。

「ディスラプションの時代」。

デジタル技術の進化がもたらす影響は、実は「人手を減らす」ことだけではなく「既存勢力を壊す」ということが実は本筋なのではないだろうか。
国の中には制度や規制とか、法律とか、何より"既得権益"という怪獣が住んでいる。
一旦蔓延(はびこ)ると、容易には退治できない。それこそ革命でもないと。
そんな時に伝家の宝刀は"技術革新"なのかと気がついた。
多分今までになく、それが加速されるのがこれからなのだ。
 
技術の破壊力は凄まじい。
これまでだって技術による自動化でなくなってきた職業はたくさんあるが、その規模が「業界まるごと」なくなったりするだろう。
これまでは50社あった自動車メーカーが5社になる、とかいうことが五十年くらいかけて進んできたけれど、この先世界で5社くらいになるかもしれない。
法律では守れない技術の力。
そうしないと既得権益の壁は崩れないのだと思う。
(つづく)