藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

不動産の逆転(1)

*[ウェブ進化論]フィーバーの跡で。
インターネット+コロナ禍で(少なくとも仕事では)「実は都会にいなくてもいい」ということがはっきりしたら、それでも都心に暮らしたいという人はどれほどいるだろうか。
そうなったら最初は郊外の広い家に移る人が増えるだろう。在宅勤務なら自分の書斎は欲しいところだ。
周囲の環境も良いだろう。
 
そうして次に、今の過熱した都心の価値は一気に下がるのではないだろうか。「一等地の巨大なオフィスに通勤し、歩いて繁華街に行く暮らし」が熱病が治るように引いてゆく…(思えば今の方が異常かも)

コロナを契機に、ネットワークがもたらす物が「不動産価値の平準化」なのだとしたら実に「リアルにもたらす大変革」だ。

 

ネットワークはこれからさらに高速化し、バーチャル化の技術もこれからだ。人同士の接触の機会はまだまだ減ってゆくはずだ。
不動産神話は"永い熱病のあと"で再定義を迫られるのではないだろうか。
(つづく)