藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

コロナ炙り出し。

*[次の世代に]家族のサプライチェーン
自粛要請が出てからというもの、全国でDVや離婚、介護やお金の相談が急増しているという。
独り身の人は孤独感に苛まれるなど。
カップルや子供や親がいるとなればその誰かと。
 
自分たちの人間関係も実は「人間関係の連鎖」であることに気づく。
「どこかの部位」でその鎖が切れてしまうと、次々に支障が出る。
そしてその鎖は今の時代、とても脆いらしい。昭和の始めのように家族が多ければ、他の近親者が「切れた鎖」をフォローしてくれることもあっただろう。今の自分たちはそんな「細いサプライチェーン」の繋がりで生活しているのだと思う。
 
で何が言いたいか。
もしコロナがきっかけで人間関係に綻びが出てきたら、普段は目に見えない「人間関係の弱い部分」が炙り出てきたのだと考えてはどうだろうか。
要するに今回のように世の中全体にストレスがかかってきたから分かった「要メンテナンスの箇所」ってことにする。
だから周囲に「怒っている人」「悲しんでいる人」「塞いでいる人」がいたら受け止めてあげて欲しいと思う。
 
こんな時だから人間関係までコロナにやられないようにしましょうよ。
それにしてもお金の問題は、切ない。