藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

岡目八目

*[経営]ボトムから。
何十年かぶりにテレアポなどをしていると、現場の息遣いが聞こえて面白い。
経営者や幹部の人たちと話をしているのとはまた違い、直にその会社の姿勢とか優しさとか、外部の人たちへの考え方なども伝わってくる。
 
上意下達よろしく経営者の考えが、電話を取る人一人ひとりに反映されている会社もあるし、逆に外部とは一線を画し、排他的で高圧的な会社もある。
個人と同じで、それぞれ会社の個性なのに違いないが、特に中堅企業以上の会社では、自分たちが「奢れる人」になっていないかどうかには注意するべきだろうと思った。
 
創業者精神そのままに、新しく出会う人たちとどう接するのか。
新しいビジネスをいろんな外部の人たちとどう切り開いていくのか。
そんな姿勢が末端に現れている。
 
経営トップの人は、一度自分の会社の代表電話に前触れなく電話してみたらいいと思う。
そこで様子が自分の思いと違えば、組織が大きくなりすぎて全体に神経が行き渡らなくなっている可能性がある。
神は細部に宿っている。