藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

知の大海

*[ウェブ進化論]浜辺の少年。
臓器や血管の中に入り込んで、薬を出したり治療したりするマイクロマシンというのはすでに一部実用化されているらしい。
 
そうした技術が進めば、いつしか現在のようなウィルスの可視化もできるようになるだろうか。
電子顕微鏡で見ないとわからないほどのものはすぐに見えるようになるのは難しいだろうが、ある程度の塊になれば何らかの反応を感知できると言う位にはぜひなってほしいと思う。
もしそうした技術が実用化してくれば、「人類vsウィルスの戦い」は人類の
勝利になるだろうか。
いやいやそんな事はなく、これまでの人の歴史を見てみれば"さらに細かく手強い難敵"が必ずや登場するのに違いない。
 
陰陽説ではないが、科学が勧めば進むほどさらに未知の世界が広がっている。
ニュートンの言葉を思い出す。

私は海辺で遊んでいる少年のようである。
ときおり、普通のものよりもなめらかな小石やかわいい貝殻を見つけて夢中になっている。
真理の大海は、すべてが未発見のまま、目の前に広がっているというのに。