藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

ルール無用

*[次の世代に]土俵がない楽しさと土俵を作る楽しさと、土俵の中で戦う楽しさ。
相撲ではないが、戦う上でなんのルールもない中で「ただ戦う」のは野性的ではあるが、本当の勝敗はどちらにあるのかを判断するのは難しい。
「土俵のない戦い」は面白さの反面、公正さを欠く。
だから一定のルールが生まれる。
 
そしてそうした「ルールの中での戦い方」を考えてみる。
お互い戦う同士でありながらも、戦う場所や得物のルールとか、勝ち負けの判定の基準など、次第に勝ち負けをもルール化していく。
こういう試みがスポーツの始まりだろうか。
 
そして、自分たちはその「ルールの中で」その限度において戦う。
社会の中でもこのルールの法則は生きている。
社会では法律や規制で最低限のルールが決まっている。
が、実はその一方で「ルールなし」な分野は無限に広がっているのではないか。

 まだまだこれから新しい分野のサービスが広がっていくのは疑いようがない。

どんなルールの中で戦うのか、それともルールの外に飛び出して「新しい戦いの場」へと挑んでゆくのか。
既成か未知か。
世の中にはまだそんな未開のジャングルが広がっているのだと思う。