*[ウェブ進化論]名プレイヤーたち。
それにしても、これほどのコンテンツが、特に今の若い人のものと「昔の巨匠たち」が混在してくると「たかがネット」と言ってはいられない。
完全に「ネットありき」に軍配が上がったのが2020年なのではないだろうか。
これからは昔のコンテンツや歴史的な遺産なども「改めてネットで」と言うことが常識になるような気がする。
しかもデジタルの世界は「作る」ことをし始めている。
昔の「遺せなかったコンテンツ」すら復活してくる気配がある。
ゾロアスター教やソクラテスやアレクサンダー大王やナポレオンとかが、現実味を帯びてネット上に現れるかもしれない。
紫式部が現代に現れて歌を詠んだら、昭和の歌謡スターどころの話ではないだろう。
デジタルの技術が、遠く古代のことまでも掘り起こし、あるいは創作して蘇らせてしまうのがこれからの役割なのかもしれない。
古代はこれからリアルに蘇るのだとしたら、これほどの「時代の反転」はかつてなかっただろう。
軽いと批判されがちなデジタル技術が、実は歴史を再生してくれるのだとしたら楽しみというほかないだろう。