藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

ローソク人生

*[次の世代に]私の長さ。

生まれ年の100年カレンダーというのがあった。

生まれ年から始まる100年カレンダーシリーズ 1994年生まれ用(平成6年生まれ用)

このカレンダーの最後には生きている人は日本に0.1%もいない(約8万人)から、ほとんどの人は「このどこか」でこの世からいなくなるということだ。

つまり自分の命日が入っている、"恐怖カレンダー"でもあるけれど事実は事実。

 

若い人には実感が少ないかもしれないけれど、自分の年ならばパラパラと捲(めく)ってみて「おお、もう半分過ぎてるなぁ」とか「最後までいくことはないだろうなぁ…」などという感情を直感的に引き出すことができる。

これに毎月パツ印をつけて行ったらちょっとゾクッとすると思う。

 

蝋燭がやがて短くなって、ポッと光って消えてしまうように、自分の一生を可視化する有効なツールだとも言えるだろう。

私は買わなかったが手に取ってみてはいかがだろうか。