藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

最も危険なもの

*[ウェブ進化論]ネット時代の国の力
ネットは世界を一瞬でつなぐ、ということが当たり前になっているが、例えば今回のように戦争とか侵略という事態になってしまうと「それ」が当たり前ではなくなる。
アラブの春」はtwitterfacebook(メタ)が劇的な役割を果たし、中東各国に大規模デモを起こして、独裁政権を倒したが、よく考えれば「大国の独裁者」というものが居れば「その逆」も生じるということに気がついた。

衛星経由とか海底ケーブルとかの「ネットの動脈」を独裁側が先に抑えてしまえばSNSという伝家の宝刀が封じられてしまう。

さらには一般人を操ることもできるだろう。

思えばお隣の中国はすでに「常にメディアを監視し続ける」ということを血眼になっていて、独裁者も一般大衆も今後は「ネットの主権」を握った方に軍配が上がるようだ。

 

教訓は「国などの権力側が、どうやっても"メディアの主権"を支配できない仕組み」を大衆サイドが確保しておかないと、たちまち独裁国家が生まれてしまいそうだ。

今の日本とか大丈夫だろうか(疑)。
今回だって最初は「CNNの報道はウソだ」とか言われていたが、数多くのtwitterの投稿が出始めてようやく実態が見えてきた。
 
その投稿もフェイクが混ざっているというから、複数の報道を見ながら自分で事実を探そう。