藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

知識のネットvsリアル

*[ウェブ進化論]インプット再考。

昨日「ネットに削られる時間」のことを書いたけれど、それよりも大事なことに気がついた。

読書量が激減しているのだ。

そして、さらに溜まる一方の「積ん読本」に嫌気がさして、なんと本の購入を禁じている自分がいた。

大型書店に行って気になる本を手に取っても「どうせしばらくは読めないだろうな」と心にブレーキがかかっている。

まあその通りなんですが。

最近は、食事に行く時にはは必ず本を持っていたのに、最近はスマホだけポケットに入れて出かけることも多い。

どんどん活字離れは加速しているようだ。

 

一方、ネットの記事に比べて「書籍の知識の優位」は今のところ揺るぎがない。

インプットとしての質は、まだ書籍が圧倒的に優位なのだと思う。

なので。

一月の割り当てなどを決めて、強制的に「書籍情報」をインプットすることを強制しないとこの劣勢は跳ね返せなさそうだ。(嘆)

ネットの時間を削り、そして読書のノルマを課すのだ。

 

ゲームはともかく、ネット接続の弊害を客観的に示す報道は多くないが、「ネットvs読書」について、これからはいろんな考察が出てくるだろうと思う。

「知識の吸収」について、ネットとリアルがどんな役割を果たすのか。

ようやくそんなことが話題になる時代になってきた。

そのうちネットがリアルを凌駕するような日が来るような気もするが、それはそれで技術革新の一つなのだと思う。

 

その日は今世紀のどのあたりで訪れるのだろうか。