藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

三年単位の賭け

*[ウェブ進化論]石の上にも三年(°▽°)

世界中が大きなショックを受けたコロナ騒動で、「コロナが変えた〇〇」「コロナ後はこう変わる」という報道やコラムがとても多い。

これからも"コロナ後"に向けていろんな新しい試みが出てくると思うが、重要なのはその「時間軸」ではないだろうか。

自分の経験を振り返ってみると(これまで過去十数回は新規の事業に手を出しているが)、それが「成功したか否か」は少なくとも三年くらいは時間が経たないと判断できないのだ。

 

つまり「新しい事業やサービス」を始めてから、それが日の目を見るまでには「だいたい3年くらい」は時間がかかるということだ。

今まで人様のことは全然気にしていなかったが、

今隆盛のサブスク動画であれ、Facebookであれ、amazon primeであれ、出始めには手ひどく批判され、その欠点の可能性を論(あげつら)われ、もう「失敗するのに違いない」と酷評されていたことを思い出す。

マスコミは、成功が見えた段階で自分の立ち位置を変え、「やはりamazonは凄かった」というけれど、彼らが批判一辺倒のポジションにいたことを忘れてはならない。

 

つまり、「新しいことを手掛ける」ということは「向こう三年を"それ"に費やす」ということの決意表明なのである。

何か「ちょっと新しいことに手を出してみる」という話ではなく、「向こう3年間はこれに捧げます」ということなのだと理解したい。

 

新しいことをするのは「三年の時間の帯」を使うという意思決定だ。

覚悟して臨みましょう。