藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

はみ出し

*[次の世代に]保守詰まり。

芸能人の浮気報道を見て「よくこれがトップニュースになるなあ」と思うのは自分だけではないだろう。

書く側枯らしてみれば「それが読者の好きなこと」なのだろうが、少々異常な気がする。

テレビのワイドショーでいい大人がガヤガヤとコメントするようなことだろうか。

おそらく昭和の時代なら話題にすらならなかったことが、ネットに乗って瞬時に世界中を駆け巡る。

同質化圧力とでも言うのだろうか。

ルールを逸脱して「自由にやっているやつ」について反感を持つ傾向だ。

「ルールを守って大人しくしていろ」というのでは活気などには程遠い。

何か巨大な「権力の支配構造」が働いているのではないかと、勘ぐりたくなるくらいである。

だから「自由の芽」を見つけると論(あげつら)ってみんなで叩く。

そんな風潮にしておけば、どんどん国民は保守的になり、「危なくて自由なこと」を言い出す輩は出てこなくなる…

 

というわけで、これから自分たちは、殊更に"自由とか個性"などを支持していかねばならないのだと思っている。

はみ出すやつを探すのではなく、はみ出すやつを持ち上げる。

そしていつか「はみ出すやつ」になる。