藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

自由主義の時代(7)

*[ウェブ進化論]みんなが自由へ。
*これからは「社会資本主義」とか「新資本主義」などではなく「自由と安定の主義」になるだろうという話をしています。
 
さて自由になった暁には、自分たちは一体何を志向するのだろうか。

FIREをなし遂げた若者やシニアたちはおそらく「健康とか、奉仕とか、共存とか」そんなものに関心が移っていくのではないかと思う。

もう彼らが「手数料や利回り重視」になることはないだろう。
こういうことこそ社会的成熟ということではないだろうか。

そしてそれが、「マズローの欲求5段階」の最上位である自己実現の志向なのだと思う。
これまでの自分たちは「(ある意味)嫌な仕事をしながらそこへ登ろう」としていたが、まだ成長の途上だったわけで、これからはそんな「自由と安定と共生」のようなことを多くの人が志向していくことになるのではないだろうか。
 
そうすると、自分たちが「これまで常識だと思っていたいろんなこと」が「実は不自由そのもの」だったようにも思える。

例えば結婚とか家庭を持つとか、もちろん会社に入るとか。
それは立派な選択肢だが、大きな不自由であるのもまた事実だ。

よく自分の選択を考える必要がある。

 

最近のZ世代がジェンダーを超えて性的嗜好が広がっている(20%がギャップあり)のも性の自由を求める欲求の表れなのかもしれない。