藤野の散文-私の暗黙知-

毎日の中での気付きについて書いています

自由主義の時代(4)

*[ウェブ進化論]若者とシニアのFIRE。

*これからの時代は「次の資本主義は」とか「社会資本主義とは」ではなく"資本主義"という言葉が抜けた「自由主義」というものではないか、という話をしています。

 
それは「自由と安定」が優先されて、「"制約とか成長"などが一番ではない時代」ではないかと思います。
そういう目線で考えると、今の自分(大人)たちはなんて不自由なんだろうか。
何か「経済的に豊かになること」が当然と信じ込まされ、今は意味が薄らぎつつあるといわれている「画一的な教育」が唯一だと強いられ、そしてそれらを疑うことを許さないような空気が充満していた。
以前FIREの話を書いたことがあるけれど、若い彼らは「遊ぶお金が欲しい」のではなく「若くして自由」が欲しいのである。
 
そして一方で「定年後のシニアたち」は安定を求めている。
こちらの自由は「経済的自由」というやつだ。
シニア層は「定年までは不自由だけれど安定」していた人たちが、定年を機に「自由だが経済的に不安定」になっている。
そこで今は“定年後のFIRE“についてシニアたちが本気で考え出しているところのだ。

これからは「シニアがFIREできる仕組み」つまりちゃんとシニアのノウハウが活躍できる仕事、を考えていけば時代にとてもマッチするのに違いない。
(つづく)